Android上で動くgccの導入
WgetをAndroid NDKでコンパイル
Android用のnkfをコンパイル
Android用のnkfをコンパイル その2
がたまにアクセスがあるので、自分の備忘録も兼ねて。
Android 5.0以上ならターミナルエミュレーターはTermuxの使用をお勧めします。
インストールと初期設定など
使い方はTermuxのThe Termux Wikiを見ればOK
忘れがちなキーの割り当て(Touch Keyboardより)
・Volume Up + W → Up arrow key
・Volume Up + A → Left arrow key
・Volume Up + S → Down arrow key
・Volume Up + D → Right arrow key
ボリュームダウンが[Ctrl]キーに割り当てられてるけど、操作し辛いのでナビゲーションドロワーから「KEYBOARD」を長押しして、「Extra keys view」を表示しておく。(Touch Keyboardより)
Volume UP + Q での Extra keys view の表示/非表示は以前からあったようです(2018/06/27 追記)
Termux-setup-storage にある通り、ストレージの初期設定を行う。
$ apt update
で利用できるパッケージリストの更新。
$ apt upgrade
で新しいパッケージに更新。
以上で、Termuxの準備は完了。
パッケージのインストール
・Clang
以前はgccのパッケージがあったのですが、現在ではClangになっています。(clangのパッケージに含まれるgccはclangへのリンクになっています。)
$ apt install clang
でインストールされます。
・Wget
Termuxはbusyboxがインストールされているので、busyboxで機能が足りているならそのまま使用、機能が足りないようであれば、パッケージのインストール。
$ apt install wget
でインストールされます。
・nkf
Termuxのパッケージにはないので、コンパイルします。
nkf Network Kanji Filterからソースをダウンロードして、ファイルの展開後、config.h の
#define DEFAULT_CODE_UTF8
を有効にして
$ make
で実行ファイルが作成されます。
2018/06/16 追記
FDcloneのコンパイル、インストール方法は Termux上でFDcloneを動かす に書きました。